第61回_もっいたいない!ある商品の品質低下がお客様を失う、商品管理の大切さ

今回は「もったいない!ある商品の品質低下がお客様を失う、商品管理の大切さ」についてお話していきます。今回は弊社の3本柱である「フードビジネスサポートコンサルタント」の話しからとある飲食店のもったいないお客様を減らしてしまう事例についてお話をしていきます。

【結論】

商品は5感チェックをしてお客様に提供しなければなりません。特に日本人の主食である「ご飯」は飲食店において命とも言えます。

おかずが美味しくても、ご飯がまずければお客様は来ない事になります。注意しなければなりません。

【とある飲食店】

とある飲食店、そこは幹線道路に面し、交通量もなかなかある店舗、駐車場も10台は止められ、席数も24席ある飲食店です。

昼間はランチ、夜は居酒屋でどこにでもあるスタイルです。

おかずはボリュームもあり美味しく、ランチでは食後にコーヒーがサービスされるお店

だがこのようなお店にも欠点が1つありました。それは

ご飯が美味しくないのです。

【ご飯が美味しくない】

ご飯が美味しくないのです。1度だけでなく何度も同じようなご飯が・・・

おかずが美味しいだけに主食であるご飯が美味しくないのは致命傷です。

ご飯がどのような感じかといいますと、家庭で炊いたご飯を翌日以降も使っているような蒸れ臭いようなにおいがするご飯です。

お店に方が気が付いていない事が問題であると思います。

【5感チェック】

飲食の世界で、特に5感チェックや味見は重要な作業の一つですが、おかずに関して、特に自分で作るものに対しては味見をしたりこだわりを持って行う方が多い、しかしご飯に対しこだわりを持ち自分で確かめる事が少ないために起きたケースです。

ご飯は飲食店でのいい加減に扱いがちになり、ついつい手を抜いてしまいます。

ですが、そこで手を抜く事で飲食店の命であるご飯が美味しくなくなり、お客様の期待を裏切る事となり結果、お客様が減少してしまう事になります。

【究極の選択】

おかずは美味しいがご飯はまずい、一方おかずはまずいがご飯は美味しい、

皆さんどちらを選びますか?

私ならどちらも選びません。両方とも飲食店ではあってはならないからです。

ご飯も、おかずも、美味しいものでなくてはなりません。それだからこそお客様に喜ばれるのです。そしてまた来たいと思うのです。

【調理技術がいくらあっても】

調理技術がいくらあっても食材の管理を怠ると技術も生かされなくなってしまいます。

料理は技術ではありません。いかにお客様に対し美味しい料理を食べて頂くかです。

家庭の料理が美味しいのは、家族に美味しいものを食べてほしいと願う奥様の愛情が込められて作られるからです。

【料理人の基本】

料理人の大半は調理師免許か食品衛生責任者の資格を所持しています。

調理師であれば、6科目について学び取得するはずです。食品衛生学、栄養学、調理理論についても学んでいると思いますが、年月が経つと基本で教わった事を忘れます。

資格は取得して終わりではありません。料理の基本を思いだし、食べて頂く方の喜ぶ笑顔のこたえる料理を作る、そのために働いているのです。

【まとめ】

ご飯が美味しくないとお客様が離れてしまう事に対する警鐘をさせて頂きました。

おかずがいくら美味しくても、お店側がご飯が美味しくない事に気が付かないとお客様は離れてしまいます。

おかずは美味しい、でもご飯は美味しくない、次行きますか?よく考えて下さい。

二度と行かないはずです。

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