第72回_自由な生き方

今回は「自由な生き方」についてお話させて頂きます。自由な生き方は人それぞれあると思います。人はかかわりを持って生きていく事が必要になりますが、自由に生きる事も生き方のひとつです。そんな自由な生き方を自分なりに考えてみたいと思います。今回も「エンディングライフファミリーアドバイザー」についてのお話です。

【結論】

自由な生き方をする事により、未来を見て進む事が出来るようになると思います。自由ではなくずっと縛られた状態では明るく生活は出来ないでしょう。自由な生き方をするために、何を目指していくのか?何の未来を見て進むのか?そのために自由な生き方を選択するのであれば悔いはないと思います。

【罪悪感の日々】

人それぞれ違う事はお話した通りです。

私の場合、妻を亡くした事で全ての考え方が変わりました。生きていることに対する罪悪感、ご飯を食べる事に対する罪悪感、妻を助けてあげられなかったことに対する罪悪感、妻との時間をもっともっと取ってあげられなかった事に対する罪悪感、全てが罪悪感に変わりました。

周りの方々が理解出来ないくらいの辛い苦しみを味わいながら妻の死を受け入れたのです。

ふと想い返すと、あんなことやこんなことをもっとしてあげればよかったと思い出します。それが出来ていればこんなにも苦しむ事も無かったかと思います。

【してあげたかった事】

お寿司を作ってあげたかたったことがあります。

わたしはもともと寿司職人でもありますので、お寿司を作る事が出来ますが、25年間の夫婦生活で1度だけ作った事があります。

妻の誕生日に一度作ってあげたことがありました。とても喜んでくれた事を今でも鮮明に覚えています。

2020年11月5日、この日は妻の誕生日でしたが、病院に一緒に行く事になりました。今だからこそ言えますが、この最後の誕生日に妻が大好きだったマグロのお寿司を私が作ってあげればよかったと思います。

後悔しても後悔しきれなくなる事が沢山出てきます。

そのよう事にならない様にするにはどうすればよいのか?を考えてみたいと思います。

【夫婦だけの幸せな時間を作る】

夫婦だけの幸せな時間を作る。と簡単に書きましたが、内容は簡単ですが実行に移せていない夫婦が多い事も現実です。

それぞれの仕事や忙しさなどからすれ違いが多く出やすいのも事実です。

では、2人で話す、会話する時間を作られてはいかがですか?

会話を増やす事はすぐにでも出来ます。特に未来について話し合ってほしいし、今何かしてほしい事があればできる事を聞いて、すぐに実行してあげるのも愛情です。

例として、夫婦交代で家事を行ってみることです。はじめは旦那さんが出来ない事が多いと思われますので、奥様から教えて頂くのです。

教えて頂く際にはきちんと「宜しくお願い致します。」と言うだけでもちょっとした価値観が生まれるものです。奥様は喜んで教えて下さるでしょう。

洗濯と言っても洗濯機の使い方すら分からない旦那様もいます。料理と言っても何を買ってきたらよいか分からない旦那様もいます。弱点を補う意味で教えていく事が未来を見据えた夫婦の姿であると思います。

【夫婦が熱を出した時】

それこそ、交代で家事を行ってあげて下さい。病気の時まで「ご飯は?」と言ってくる旦那さんではいけません。奥様に対し愛情があれば、病気の時におかゆを作ったり、洗濯を代わりにやったり、お風呂を入れたり、やってあげるのが本当の姿ですね。

本当に困った時に2人で助け合えるのが夫婦です。

夫婦になった時からお互いを尊重し、お互いが苦しんでいる時助けてあげられるようにしてあげてほしいものです。

奥様は、体調が悪くても多少の事であれば、ご飯とか作ってくれたりしますが、旦那さんはどうでしょうか?もっと奥様を労わってあげて下さい。そうすることで奥様との愛情がより深まることになります。

【自由とは】

私は28年間務めた大手ラーメンチェーンを退職しました。

それは妻を亡くした事で「何のために生きているのか?」「今までの人生は何だったのか?」と自問自答するようになり、妻のために自由に生きて行こうと考えたのです。これが自分が自由になって活動出来るようになりたいと考えたきっかけです。

そこから生まれたのが「人生を豊かに生きる」でした。My's Life Japanのサブタイトルです。人生を豊かに生きるためには何をするべきか?を考えたのです。そこで私は、「私のように苦しむ人を助けたい」との想いから会社を立ち上げたのです。

自分の行動で社会を変えたい、世の中を変えたいと強く思ったからこそ、自由を得る事を選択できたと感じています。

【今も妻と共に生きている】

妻は姿はありませんが、今も私と手を握って毎日生活しています。

会社を経営するパートナーとして毎日経営に携わっています。妻が居てくれて私を支えてくれる、時には厳しく叱ってくれる、時には微笑んでくれる存在である妻と共に今後も生きていく。

そのために、わたしは様々な方から教えを受け、前に向かって進んでいます。

時には、わたしの周りから去って行かれたかたもおられますが、向かうべき方向性は変わりませんし、妻と共に生きていく事は今後もずっと変わりません。

妻が居てくれたからこそ、今の自分がある事にとても感謝しています。

【未来の姿】

私には未来に向けたビジョンがあります。

エンディングライフファミリーアドバイザーを広めていく事です。わたしのように苦しんだ人を一人でも多く助けていきたいとの強い気持ちは今も変わりません。

まだ会社を立ち上げて3か月でありますが、この志は死ぬまで変わらないことでしょう。

世の中で、配偶者を亡くした方が増え、孤独で悲しみに暮れる方々に対し一人でも多くの方をサポートしていく事で世の中が変わっていくと信じています。

もっと優しい世の中を作り上げていきたい。

【まとめ】

今回は、エンディングライフファミリーアドバイザーについて、わたしの視点でお話をさせて頂きました。

いつまでも夫婦仲良くして頂きたいですし、今を大事にして思い出を沢山作って欲しいです。悲しむ姿よりも喜びを分かち合う2人でおられる事を願うばかりです。

【困った時の相談先は「My's Life Japan エンディングライフファミリーアドバイザーまで】

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