第51回_FC飲食店オーナーの悩みと本音はどうなのか?

今回は「FC飲食店オーナーの悩みと本音はどうなのか?」についてお話していきます。飲食店のフランチャイズ店オーナーが今どんな悩みを抱え、本音はどうなのか?フランチャイズ店は弱い立場に置かれています。そのオーナーの心についてお話しています。

【結論】

フランチャイズ店オーナーの心を解決するだけのフランチャイザーが居ない。きちんとフォロー出来ていない事が読み取れる。FCオーナーはどんなに経営が苦しくても従業員を守るため、お客様に喜んで頂きたい、お店を失いたくない、多額の違約金を払えないなど複雑な心境です。フランチャイザーは本気で考えないといけません。勿論きちんと行っているフランチャイザーもあるかと思いますが、オーナー様とギャップがかなり大きい。信頼関係が崩れています。このようなオーナー様をわたしは守りたいと強く考えさせられました。

【FC飲食店の仕組み】

フランチャイズ加盟している飲食店オーナーは多数おられると思います。このコロナ禍で閉店を余儀なくされる加盟店も出ています。フランチャイズ店オーナーは他の飲食店とは異なり自由な裁量でビジネスが出来ない欠点があります。フランチャイズ契約にて縛られているためです。フランチャイズ加盟契約書に則り開店までの指導、準備、開店後のフォローまで行います。経営ノウハウを全て与えて頂きながらビジネスが出来るのです。

フランチャイズシステムは、加盟契約した事により締結される、FC本部と言われる所より原材料など発注納品されるため、納入元となるFC本部は大きな会社や大手企業が大半である。フランチャイズ加盟する際に加盟金として納めており、こちらは契約内容にもよるが返却されない。FC本部側はロイヤリティ収入を得るが、それだけではない。

先ほどの食材などの納入の際にトラックを使用する。トラック使用の費用は誰が払うのか?勿論加盟店側も払わなければならない。無料で運んでもらえることはない。この費用はどこで払っているのか?食材の納入原価を上げている事で回収しているのだ。そしてそれ以外にも納入原価はFC本部よりも高く設定されるのが一般的である。

ロイヤリティは商標使用の対価としてお支払いする事が多く、それ以外の事を加盟店側が求めてきた場合、FC本部側は契約に則っていない事から拒否する事になる。ロイヤリティんは商標使用の対価だけでよいのか?と疑問に思う加盟店は多い。

店舗の指導にSV(スーパーバイザー)が来るが、この訪問は定期的でFC本部側で決めている。SVの指導と開店前の指導者は異なる事が多い。大手企業では開店前研修は研修店舗を指定しそこで実務研修を実際にやっていただく事になる。この時の研修担当はそのお店の店長か教育担当部署となる。

スーパーバイザーは開店した後から直接加盟店オーナーに対し経営指導を行う事になるし、店舗の状態管理が正しく行われているかを確認するために巡回を行います。加盟店オーナーとしてはSVは絶対的存在になるため信頼関係が重要になる。なぜなら売上利益を確保するためSVの巡回に期待していることになる。ここで加盟店と絆が生まれ、FC本部=FC加盟店として共存共栄の形になる事でより一層強い絆になります。

【現状の問題】

では現状の問題は何なのでしょうか?

コロナ禍で売上が減少し利益が取れなくなってきて不安になっています。この時の相談者がSVになるわけですがここで問題が出ています。コロナ禍でSVが巡回に来ないという事です。FC加盟店オーナーからすれば経営指導を受け、良きビジネスパートナーとなり、相談相手でもありますが、SVが来ないとなると話が出来ず、オーナーが悩みを抱え倒産廃業になるケースがあります。

複数のFC加盟店オーナーである企業の場合、他と比較できるため1社だけが巡回に来ないとなると疑問の声が出てきます。ビジネスパートナーとして疑問を持たれる行動をすることが問題視されます。なぜそうなのか?を明確に説明できなくてはなりませんが、複数の飲食店FCをやっていない加盟店オーナーは知らないから何も言えない状況になる。ここで「物申すオーナーと何も言わないオーナー」と2つに分かれるのです。

フランチャイザーの意向だけで進めると加盟店の信頼を損なう事が出てきます。特に店舗の管理状態についてはSVの巡回を通じて改善点を知る事で経営判断に繋げていた加盟店オーナーが多いわけですが、それが無いうえでの指導は指導にならなくなっているのが現状です。店舗を見ずして数値だけで経営判断が出来る事はありません。徐々に不信感を抱き、不信感から不満に変わってきています。

【現状の悩み】

悩みとして抱えているのは、売上利益の確保、従業員の安定、顧客の安定となります。

顧客を安定的に来て頂けるように出来れば売上利益が確保出来るようになります。安定確保できれば従業員も安定して働いて頂く事に繋がります。しかし現状はどうなのでしょうか?全く異なります。FC本部は資本力があるためある程度体力がありますが、体力がない加盟店側は何とか手を変え品を変えで乗り越えています。

毎日毎日一生懸命に生きています。FC本部と加盟店は一蓮托生です。FC本部が傾けば加盟店側も被害を受けます。そうならないようにするために必死になっているFC本部は分かります。しかし、それを丁寧に加盟店側に説明しないと悩みを抱えたままになります。

何もして頂けないFC本部に信頼しなくなります。窓口であるSVに言ってもすぐにレスポンスよく返事が返ってこないなどあればあるほど信頼は無くしますし、経営のやる気さえ無くしていきます。加盟店の社長は経営において孤独である事をフランチャイザーであるFC本部側は理解し対応しないといけません。

FC加盟店側は、コロナ過でも今までと変わらず支払いは取られる、ロイヤリティも取られる、上乗せされた費用で請求される。と感じているし、思っているのです。また、誠意が感じられない。真心が感じられない。以前と今では全く対応が異なり、不信感の塊になっています。信頼関係が崩れている状態では今後の契約が危ぶまれます。

【本音はどうなのか?】

違約金がなければ辞めたいと考えているようです。FC本部側に売却してしまいたいと。

そこまで考えておられます。一方で、違約金を払ってでも加盟店脱退し、一事業所として飲食店を再開させたいとも考えている経営者もいます。FC加盟店はネームバリューからお客様が来て頂けるなどメリットもありますが、デメリットとして縛りがあり自由に出来ないのです。その縛りから解放されたいと考える加盟店も多くいます。

縛りが無くなれば、新しく商品を作れる、自由に販促が出来る、接客も自由に出来るなどあります。コロナ禍では価値により差別化しないと生き残れません。今のままでよいのか?ここまま苦しむままでいいのか?と多くの経営者が考えています。

誠実な対応、他のフランチャイズを行っていると余計比較し、こんなことで良いのか?と嘆き悲しむ声が出ています。他のFC本部はきちんとやっていて、ある一部はきちんとやってくれないのか?不満がたまっているのが本音です。

【解決策のご提案】

FC加盟店が本部に違約金を払わずに売上利益を上げる方法は店舗の価値を上げ差別化を図る事しかありません。

差別化が武器になる時代です。今までのように標準化だけでは生き残れないのです。そこで、ご提案するのは外部指導を受けるというものです。FC本部とは異なる、第三者の方に経営改善の依頼をするものです。ただし経営改善だけではいけません。店舗の価値を上げるために店舗に現場に精通した方の価値をプラスする指導が必要になります。

ハイブリット型コンサルティングが必要になります。すなわち「経営改善+現場での価値教育」となります。今までの経営指導だけではないという事です。

【まとめ】

FC本部でも加盟店の事を本気で思い助けたいと思って活躍されている方もおられる一方でそうでない事も事実です。コロナを理由にし何もしない事が罪になっている事に気が付いて頂きたいと思います。何もしないのであれば私たちがお手伝いさせて頂きます。

My's Life Japan 株式会社 経営者に寄り添うハイブリット型コンサルティング会社です。ぜひご相談ください。

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