第70回_相手の気持ちを考えず、いいたい事ばかり言って相手が傷ついても平気なのはどうなのか?
今回は「相手の気持ちを考えず、いいたい事ばかり言って相手が傷ついても平気なのはどうなのか?」についてお話していきます。世のなかに様々な方がおられます。性格も色々異なります。その中でも言いたい事ばかり言う人がいます。相手が傷つく事であろうがなんであろうがお構いなし。このような事はどうなのか?について考えてみたいと思います。
【結論】
付き合う相手を自分が決めるようにする事です。
自分の考え方、価値観と合わない方とは付き合わない事です。相手にも言い分はあるかもしれませんが、その内容が誹謗・中傷・見下す・全否定するような言い方、接し方であれば付き合わない事が賢明です。
ビジネスにおいては対等な立場であります。そのため、ビジネスとして成立する相手であり、礼節を持って接する方とお付き合いする事が求められます。
【自分勝手な方】
世の中には、自分勝手な方がいます。
自分の解釈で物事を全て判断するかた。ここまではいいのですが、問題は相手に対し、相手が傷つくような自己主張をしたり、要求をしたり、拒絶をしたりしてくる方がおられます。
自分の考えを押し通し、相手に求める事で承認欲求通そうとしている事が伝わってきます。
相手が丁寧にお話をさせて頂きたく求めた所に対し、一方的に話も聞かず、拒否する方々もおられるようです。
特に、自分の考え方が絶対だ!と思われている方こそ、相手の話しを全く聞かずに自己主張を展開してしまうため、周りから人が離れてしまいます。
【ビジネスではどうなのか?】
ビジネスを行っていくと様々な方との繋がりが増えてきます。
しかし、中にはかかわってはいけないような方も出てこられます。具体例として、とある会社の応接室に通され、そこで先方の担当者から、「おたくのような、会社の規模が小さい所とわが社はお付き合い出来ないです。お引き取り下さい。」とこちらの話しも聞かずに言われるケースです。
会社の大小に関わらずビジネスとして礼儀やマナーがあります。完全に見下している態度がうかがえるようであれば、ビジネスとしてのお付き合いは止めた方が無難です。
商談でなく、単なる雑談であったとしても、相手に対する接し方、話し方は人として節度ある対応を心掛けなければなりません。
まして、お話を聞いただけなのに「余計なお世話だ!帰ってくれ!」というような言い方をする経営者はどうなのかと疑ってしまいます。
以前も別なブログでお話をさせて頂きましたが、一元さんが増えてきた事もあり一元客を大事に出来ない所は衰退していくでしょう。常連客との会話では何でもお話をしていながら、一方で初めてのお客様や数回しか行っていないお客様がお話をしただけで、態度が急変し、客としての対応で無くなるのはおかしな話です。
これこそ、客を見下し、常連だけを大切にしている、友達だけと会話している特徴になります。これはビジネスとして失格です。
【価値観が合う方とのお付き合い】
自分の価値観と会う方とお付き合いをさせて頂く事がビジネスを行う上で大切な事になります。
特に自社の従業員として働いて頂く場合はなおさらのことです。価値観が合わない従業員は採用できないのが当たり前です。
これは取引先も同じであり、価値観が合うから長年お取引先としてお付き合いさせて頂ける事になります。価値観はとても大事であり、経営理念にも繋がります。
本当の価値観を心から共有していますか?
価値観が自分と全く異なる方とお付き合いしていませんか?己が苦しいだけです。
【未来志向の方との繋がり】
相手の事を心から想い、未来に向けてよくなってほしいとの事から助言としてお話をして頂ける事はいいことです。
未来を見据えたビジネスを大きく羽ばたかせるためにアドバイスや助言は必要になります。
ここでも価値観が大切になります。価値観が合わなければ、相手に対し敬う事も礼節を持って接する事もありません。上から目線といわれることになってしまいます。
未来を見据え、どのようになりたいのか?何をしたいのか?を共に考え、共有し、伴走していく事こそ真の姿です。
【迷った時は原点に立ち返る】
様々な方から言われて道が見えなくなり、迷ってしまった場合、原点に立ち返ることです。
自分は何のために会社を興したのか?会社を育てるためにどんな方々とお付き合いしたいのか?クライアントに対し何をしたいのか?
創業当初の気持ちを忘れずに前に進んでいく事、周りの方々への感謝を忘れずに、常に色々な事から学びを得ていると捉えると気持ちも軽くなります。
そして、夢を形にしていくため、全力で生きていく事により道の迷いがなくなります。
私の会社設立の原点は「私のように苦しんだ人を助けたい」です。この原点を今も大切にしています。
【まとめ】
自分の価値観が合う方との付き合いが大切です。
自分勝手な方、礼節を持たない方、ビジネスマナーを全く知らない方など、付き合う事を見直した方が良い時がきます。
自分を成長させてくれる、会社を成長させてくれる、そのようなアドバイスを頂ける方とお付き合い、お話をすることが今後の生き残りに繋がります。
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